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平成18年度 農業体験レポート

 平成18年6月17日(土)10:00〜12:00 学院付属農園稲田(福岡県八女郡立花町北山)において、
農業体験(田植え)を実施しました。

 あいにくの雨天で実施を危ぶむ方もおられたようだが、農業にとって雨は「恵みの雨」。これも体験である。それにしても子供たちは元気がいい。雨合羽を用意した親御さんもいて着せようとしていたが、親の思いとは別に、その子は何としても着ることなく他の子達とともにぬれねずみ。

 最初は、田に入るのを嫌がっていた田植え初めての子も、他の子供たちが次々と田に入っていくのをみて、しぶしぶ、そして田に入ると何とも気味の悪そうな顔に。管理人さんから田植えの要領を聞いて、
いざ、実施!最初は、植える本数や間隔を注意されたり、しっかり植えてないので稲がプッカリ浮いて水面にひらひらしたりで失敗ばかりで中々はかどらない田植え。でも、途中からはスピードアップ。昨年も参加の子が3〜4箇所を受け持ち、初心者の子は1箇所だけ担当したりと、チームワークがよくなったせいか、たちまち終了。

 昼食は「だご汁におにぎり」、から揚げ、タケノコの煮物やゆずかん、そしてジュースなどでパーティー。パ−ティーが主力?・・・と考えさせられそうな献立で子供たちは大喜び。でも食卓はサンテナ(みかんを収穫するときに使用するかご)をおいて、ベニア板をおいただけ。野外バーベキューのようで楽しい昼食会となった。帰りにはお菓子をもらって、初めて出会い、でもお友達になった子供たちが名残惜しげに、稲刈りで会おうね。きっとまた会おうね・・・と、約束しているのが微笑ましい。

 子供たちの健康と健全な成長を願って、始めた体験農業。いまでは理解をしてくれる、親御さんたちも大勢いる。子供たちの喜ぶ顔。「自閉症でなかなか大勢のなかではすごせない」と悩んでいた、母親も今日は安堵のよすで、子供の成長を見守っている。私たちに何ができるのだろう。親が子供を自然の中で過ごせる環境をつくってやるだけで、子供は自然の中で一人で成長していくのだ。自然と、お友達と、地域の大人たちの微笑で。